埼玉県富士見市ふじみ野東1-1-3 アステールふじみ野イーステーション2Bにある「榎本デンタルクリニック」の院長 榎本 昭紀です。
「銀歯の下がズキズキ痛むんだけど、これって虫歯が再発してるの?」
「銀歯の奥で虫歯が進行してないか不安…どうしたらわかるんだろう?」
このような疑問や不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
銀歯の痛みは、虫歯の再発(二次虫歯)や歯の神経の炎症など、様々な原因が考えられます。特に銀歯の下にできた虫歯は発見しにくく、放置すると重症化のリスクが高まります。早めの対処が重要です。
この記事では、富士見市にお住まいの皆様へ向けて、銀歯の虫歯による痛みについて、歯科医の立場から詳しく解説します。
銀歯が痛むのはなぜ?考えられる5つの原因

銀歯は金属製のため、それ自体が痛みを感じることはありません。しかし、その周囲や内部で問題が起きると、痛みとして症状が現れます。富士見市にある当院に来院される患者様の中にも、銀歯の痛みを訴える方は少なくありません。
銀歯が痛む主な原因を5つご紹介します。
1. 二次虫歯(銀歯の下の虫歯)
最も多い原因が「二次虫歯」です。これは、一度治療した銀歯とご自身の歯の隙間から細菌が侵入し、内部で虫歯が再発する状態を指します。銀歯は時間の経過とともに劣化し、歯との間にわずかな隙間が生じやすいため、二次虫歯のリスクが高まります。
特に、銀歯の下 虫歯が進行すると、神経に近づき、激しい痛みや冷たいもの・熱いものがしみる症状が出やすくなります。
2. 歯の神経の炎症(歯髄炎)
深い虫歯の治療後に銀歯を装着した場合、歯の神経が炎症を起こすことがあります。これは「歯髄炎(しずいえん)」と呼ばれ、何もしなくてもズキズキと痛んだり、熱いもので特に強い痛みを感じたりすることが特徴です。
銀歯 痛い 原因として、過去の治療による刺激や、虫歯の進行が神経にまで及んでいるケースが考えられます。
3. 噛み合わせの問題
銀歯の高さが他の歯と合っていない場合、噛み合わせのバランスが崩れ、特定の銀歯に過度な負担がかかることがあります。その結果、噛んだ時に痛みが生じたり、歯周組織に炎症が起きたりするケースです。
また、歯ぎしりや食いしばりといった癖も、銀歯やその周囲の歯に強い力を加え、痛みの原因となることがあります。
4. 歯周病の進行
銀歯の周囲の歯茎に歯周病が進行している場合も、痛みや腫れの原因となります。特に、銀歯と歯茎の境目にプラークが溜まりやすく、歯周病菌が繁殖しやすい環境となるため注意が必要です。
銀歯 痛い 原因が、実は歯周病だったというケースも珍しくありません。
5. 歯の破折(ひび割れ)
銀歯を装着している歯に強い力がかかり、目に見えないひび割れ(破折)が生じることがあります。特に、神経を抜いた歯は脆くなっているため、割れやすい傾向にあります。
ひび割れ部分から細菌が侵入したり、噛むたびに刺激が伝わったりすることで、銀歯 痛いといった症状が現れます。
銀歯の下に隠れた虫歯が見つかりにくい理由

銀歯の下にできた虫歯、いわゆる「銀歯の中 虫歯」は、早期発見が非常に難しいという特徴があります。これまでの臨床経験から、銀歯の下の虫歯は初期段階での発見が非常に難しいことを実感しています。
その主な理由は以下の通りです。
▶ ︎ レントゲンでの診断が困難
銀歯は金属製であるため、レントゲン撮影をしても光を通しません。そのため、画像上では銀歯自体が真っ白に写り、その影になって隠れてしまった虫歯を見つけることが困難になります。
レントゲンで虫歯を確認できるのは、病変がかなり進行している場合に限られます。 具体的には、銀歯の縁からはみ出している場合や、歯の根の先にまで病変が及んでいる場合です。
▶ ︎ 自覚症状がない期間が長い
銀歯の下 虫歯は、銀歯の内側でゆっくりと進行することが多いため、初期の段階では痛みやしみるといった自覚症状がほとんどありません。
患者様が痛みを感じ始める頃には、虫歯はかなり深くまで進行しています。 すでに歯の神経にまで達しているケースがほとんどです。このため、定期検診などで歯科医が注意深く観察しない限り、発見が遅れる傾向にあります。当院では、精密な診断機器と丁寧な検査を心がけています。
銀歯の下の虫歯の治療方法と費用

銀歯の下の虫歯が発見された場合、基本的には銀歯を一度外し、内部の虫歯を取り除いてから新しい詰め物や被せ物を装着する治療が必要です。
当院では、患者様のお口の状態やご希望に応じて、最適な治療法をご提案しています。
1. 銀歯を外して再治療
まずは古い銀歯を慎重に除去し、銀歯 中 虫歯に侵された部分を完全に削り取ります。虫歯が小さく、歯の大部分が残っている場合は、コンポジットレジン(歯科用プラスチック)を詰めることで治療が完了します。
この治療は保険適用となり、費用も比較的安価です。 しかし、大きな虫歯で歯の欠損が大きい場合は、インレー(部分的な詰め物)やクラウン(全体を覆う被せ物)といった、より強度の高い修復物が必要になります。
▶ ︎ 治療費の目安
| 治療内容 | 保険適用 | 費用(目安) | 備考 |
|---|---|---|---|
| コンポジットレジン | ○ | 2,000円~5,000円(1歯あたり、3割負担の場合) | 小さな虫歯に適用。当日中に完了することが多い |
| 銀歯インレー | ○ | 3,000円~8,000円(1歯あたり、3割負担の場合) | 比較的大きな虫歯に適用。型取り後、数日で装着 |
| 銀歯クラウン | ○ | 5,000円~15,000円(1歯あたり、3割負担の場合) | 神経治療後の歯や、大きく欠損した歯全体を覆う |
※上記は一般的な目安であり、治療範囲や歯の状態によって費用は異なります。
2. セラミックへの交換治療
保険適用の銀歯での再治療も可能ですが、二次虫歯 銀歯のリスクを低減し、審美性も重視したい場合は、セラミック素材への交換治療もご検討いただけます。
セラミックは歯との適合性が高く、汚れが付着しにくいため、二次虫歯の予防効果が期待できます。
▶ ︎ セラミック治療の費用と期間
セラミック治療は自費診療となるため、費用は保険治療よりも高くなります。しかし、長期間にわたって安定した状態を保ちやすく、見た目も自然で美しいというメリットがあります。
* 費用目安:インレー(部分的な詰め物)で4万円〜7万円、クラウン(被せ物)で8万円〜15万円(1歯あたり・税込)
* 治療期間目安:通常2〜3回の通院で完了します。初回は銀歯除去・形成、仮歯装着。2回目でセラミック装着。
* デメリット・リスク:自費診療のため費用が高額であること、強い衝撃で割れる可能性があること。また、治療による歯の削除は避けられず、どのような素材でも完璧な再発防止は保証できません。※治療結果には個人差があります。
二次虫歯を繰り返さないためのセラミックという選択

銀歯の下にできた虫歯(二次虫歯 銀歯)は、一度治療しても再発しやすいという特徴があります。これは、銀歯の素材特性や、歯との適合性に限界があるためです。長期的に口腔内の健康を守るためには、二次虫歯を繰り返さないための対策が重要です。
当院では年間多数のセラミック治療を手がけており、二次虫歯予防効果を実感しています。
▶ ︎ セラミックは歯との適合性が高い
セラミックは非常に精密に作製できるため、歯との境目に段差や隙間が生じにくいというメリットがあります。銀歯のように経年劣化で変形することも少なく、細菌が侵入しにくい環境を維持できます。
日本インプラント学会に所属する歯科医の立場から見ても、セラミックは長期的な口腔健康維持に貢献する優れた選択肢です。
▶ ︎ 細菌の侵入を防ぎやすい
セラミックの表面は非常に滑らかで、プラーク(歯垢)が付着しにくい性質を持っています。これにより、虫歯菌が繁殖しにくい環境を作り、二次虫虫歯のリスクを大幅に軽減できます。
例えば、厚生労働省の統計でも示されているように、虫歯の再発は歯科治療における課題の一つであり、適切な素材選びが重要です。 (出典:厚生労働省)
▶ ︎ 長期的に見ると費用対効果が高い
セラミック治療は保険適用外のため初期費用は高くなります。しかし、二次虫歯のリスクが低減され、再治療の頻度が減ることで、長い目で見るとトータルコストを抑えられる可能性があります。
また、金属アレルギーの心配がなく、見た目も天然歯とほとんど変わらないため、審美的にも優れた選択肢と言えます。
銀歯の痛みを放置してはいけない理由

「銀歯が少し痛むけれど、そのうち治まるだろう」と自己判断して放置してしまうのは大変危険です。富士見市にお住まいの皆様へ、銀歯 虫歯 痛いという症状が出ている時点で、何らかの問題が起きているサインです。
放置することで取り返しのつかない事態に発展する可能性があります。
1. 神経の壊死と感染の拡大
虫歯が深く進行し、歯の神経にまで到達すると、神経が炎症を起こして激しい痛みを引き起こします。さらに放置すると神経が壊死し、一時的に痛みが治まることがあります。しかし、これは治ったわけではありません。
壊死した神経が腐敗して根の先に膿が溜まる「根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)」を引き起こします。 実際の治療現場では、銀歯の二次虫歯が進行し、神経治療や抜歯に至るケースも珍しくありません。
2. 根の先の膿(根尖病巣)
根の先に膿が溜まると、骨が溶かされ、あごの骨にまで炎症が広がる可能性があります。膿が溜まると、歯茎が腫れたり、顔が腫れたり、強い痛みが生じたりします。
場合によっては、全身に影響を及ぼすこともあります。 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターの情報でも、口腔内の健康が全身の健康と密接に関わることが示されています。(出典:国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター)
3. 最悪の場合は抜歯
虫歯や歯周病が重症化し、歯を支える骨が大きく破壊されたり、歯そのものが治療不可能なほどにボロボロになってしまったりした場合は、残念ながら抜歯せざるを得なくなります。
一度歯を失うと、ブリッジやインプラントなどの治療が必要となり、時間も費用も大きくかかります。 銀歯が痛いと感じたら、富士見市にある榎本デンタルクリニックへご相談ください。早期に適切な治療を行うことが、ご自身の歯を守る最善策です。
に関するよくある質問

Q1. 銀歯が噛むと痛いのですが虫歯でしょうか?
A. 銀歯が噛むと痛む場合、虫歯や歯の神経の炎症、または噛み合わせの問題が考えられます。 特に、銀歯と歯の隙間から細菌が侵入して二次虫歯が進行している可能性が高いため、自己判断せずに歯科医院を受診してください。当院では精密な検査で原因を特定します。
Q2. 銀歯の下の虫歯はレントゲンでわかりますか?
A. 銀歯は金属のためレントゲンで真っ白に写り、その影に隠れた初期の虫歯は発見が困難です。 虫歯がある程度進行して、銀歯の縁からはみ出している場合や、歯の神経近くまで達している場合は、レントゲンでも確認できることがあります。視診や探針による検査、最新の診断機器を併用して総合的に判断します。
Q3. 銀歯の痛みは我慢していれば治りますか?
A. 銀歯の痛みは自然に治ることはほとんどなく、放置すると虫歯が進行し、症状が悪化する可能性が高いです。 神経が壊死して一時的に痛みが引くことがありますが、これは根本的な解決にはなっていません。根の先に膿が溜まり、最終的には抜歯に至るケースも少なくありませんので、早めに受診しましょう。
Q4. 銀歯を外したら必ずセラミックにするべきですか?
A. 必ずしもセラミックにする必要はありませんが、二次虫歯のリスクを減らしたい場合はセラミックが推奨されます。 保険適用の銀歯やコンポジットレジンでの再治療も可能です。患者様のご希望や歯の状態、予算に合わせて、歯科医師と相談しながら最適な素材を選択することが大切です。
Q5. 二次虫歯の治療費はどれくらいかかりますか?
A. 二次虫歯の治療費は、虫歯の大きさや選択する素材によって大きく異なります。 小さな虫歯であれば保険適用のコンポジットレジンで数千円、保険の銀歯でも数千円〜1万円程度です。セラミックなど自費診療の場合は、数万円〜15万円程度かかることがあります。精密な診断後にお見積もりを提示いたします。
まとめ
本記事では、銀歯の虫歯による痛みと、その原因、治療法について解説しました。ポイントを振り返りましょう。
▶ ︎ 銀歯の痛みは二次虫歯や神経の炎症など、複数の原因が考えられます。
特に銀歯と歯の隙間から再感染する二次虫歯は、見つけにくい特徴があります。自覚症状が出た時には、かなり進行していることが多いです。
▶ ︎ 早期発見・早期治療が、ご自身の歯を守る上で何よりも重要です。
銀歯に痛みや違和感があれば、放置せず歯科医院を受診しましょう。放置すると神経の壊死や抜歯に至るリスクが高まります。
▶ ︎ 二次虫歯を繰り返さないためには、セラミック治療も有効な選択肢です。
セラミックは精密な適合性があり、プラークが付着しにくい特性を持ちます。長期的な口腔健康維持に貢献し、費用対効果も期待できるでしょう。
富士見市にある榎本デンタルクリニックでは、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせて最適な治療法をご提案しています。
銀歯の痛みや二次虫歯についてご相談がありましたら、ぜひ当院にお越しください。精密な診断と丁寧な治療で、皆様の健康な歯を守るお手伝いをいたします。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
榎本デンタルクリニック
院長 榎本 昭紀
監修: 榎本 昭紀
日本大学歯学部卒業、東京医科歯科大学口腔外科専攻。日本インプラント学会・日本顎咬合学会所属、アストラテックインプラント認定医、エムドゲイン認定医(歯周組織再生医療)、JIADS歯周外科コース修了。
▶ 関連記事: 「銀歯をセラミックに交換すべき?」はこちら
▶ 関連記事: 「セラミックの種類と選び方」はこちら
▶ 関連記事: 「セラミックの歯の寿命」はこちら
関連記事
>>「セラミック 歯 寿命」
>>「前歯 セラミック」


















